Web Platform Installerを利用したMoodleのインストール その3

WebMatrixでデータベースを操作する

WebMatrixを利用すると、ちょっとしたメリットとして、データベースの管理も行うことができます。よくブラウザベースのphpMyAdminが利用されますが、WebMatrixでも簡単な操作は可能です。ウィンドウ左下に「データベース」ボタンをクリックすると、データーベースのツリービューが表示されます。

「Moodle」を選択すると、Moodleで利用されているテーブルがすべて表示されます。

ここで1つ、moodle.mdl.userテーブルを開いてみましょう。選択して右クリックでテーブルが表示されます。

クエリーの発行もすることができます。「ホーム」タブから「新しいクエリ」ボタンを選択します。

たとえば、下記のようなSQLを書いて、「実行」ボタンを押すと、抽出することができます。

select * from moodle.mdl_user
where username = ‘admin’;

CSVからデータのインポートなどの機能は付いていませんが、クエリを発行できることから、通常ほとんど事足りると思います。

Web Platform Installerを利用して、Moodleをインストールすることは、レア?なケースだと思いますが、いかがでしたでしょうか。WebMatrixは、設定次第では、本番環境のWindows Serverと組み合わせて、利用することもできるようです。意外と使えるツールだと思います。