SCORM1.2 APIWrapper、SCOFunctionsを利用したSCOの起動と終了

APIWrapper.js、SCOFunctions.jsを利用して、簡単なSCOを作成してみましょう。

SCOのHTMLファイルにAPIWrapper.js、SCOFunctions.jsを読み込みます。

<script language="JavaScript" src="APIWrapper.js"></script>
<script language="JavaScript" src="SCOFunctions.js"></script>

APIアダプタの探索から、LMSInitialize()の処理は、onload時にloadPage()を実行します。

<script language="JavaScript">
window.onload = function(){
loadPage();
}
</script>

loadPage()で、APIWrapper.jsのメソッドが呼び出され、APIアダプタのパスの取得、LMSInitialize()の実行、cmi.core.lesson_statusをincomplete、学習時間を計測するタイマーが開始されます。

終了時は、unloadPage()を実行します。

<script language="JavaScript">
window.onunload = function(){
unloadPage();
}
</script>

unloadPage()で、cmi.core.exitをlogout、タイマーを終了して保存、LMSCommit()、LMSFinish()が実行されます。

このように、ライブラリを利用すると簡単に作成することができますが、どういったメソッドがあり、機能するかは、コードを読んで把握する必要があります。