SCORMランタイム·データにアクセスしたい


多くのeラーニングの仕様は、コンテンツの一部が完了した後、ランタイム·データが保持される必要がありません。LETSI RTWSは、試行をトラッキングすることができますが、実際のところ、Tin Can APIでできることとは、離れたものです。

Tin Can APIは、LRSにどんなものでも保存することができ、そして容易にアクセスできます。これにより、詳細をレポートするレベルが全体的に引き上がります。

LRSは、どのようなアクター(動作主)、バーブ(動作)、あるいはオブジェクト(目的)でも、それがしようとする、任意の組み合わせでクエリーを実行します。

引き出せる詳細の量は、アクティビティー・ジェネレーターが生成を選ぶステートメントの複雑さによってのみ制限されます。ステートメントがもっと複雑になれば、より多くのデータポイントが生成されます。以前と比べてかなり多大な量のデータを保存できるようになっています。異なるユーザーレベルを決定し、アクセスするユーザーがどの程度のデータアクセスを持てるかは、LRS次第となります。

以前では、できなかったことが、このデータでできるようになったことはたくさんあります。1つの例としては、コース全体に対して、特定の質問やセクションに関したレポートを引き出すことができます。



※ この記事は、CC BY 3.0のもと、Rustici Software 社の記事を翻訳したものです。
http://scorm.com/project-tin-can-phase-3-i-want-access-to-scorm-runtime-data/