LMSで開始されない学習

Tin Can APIの特徴は、LMSから学習を開始しなくても良いことです。実際、LRSは、あらかじめアクティビティやアクター(学習者)が関わっている認識を持つ必要さえありません。

アクティビティが完了すると、アクティビティは、LRSにステートメントを送信します。
LRSは、ステートメントを記録して、そのデータポイントの内容により、activity creator経由で通信を行います。

これは、いくつかの新しい(そしてとても興味深い)ユースケースが広がります。

  • ユーザーは、行われた学習を報告するためにブックマークレットを使用することができます。
  • ユーザーは、自分の学習を開始することができて、その学習はLRSに報告されます。
  • ユーザーに割り当てられていないものでも、インターネット上のものは何でも、経験したとLRSに報告することができます。
  • インストラクターは、LMSを介さず、ユーザーに直接アクティビティを送ることができます



※ この記事は、CC BY 3.0のもと、Rustici Software 社の記事を翻訳したものです。
http://scorm.com/project-tin-can-phase-3-learning-not-initiated-in-an-lms/

NoraUsagiメモ: 学習コンテンツの配布は、LMSを経由せず、CD-ROMで配布しようと何でも良くなり、LRSと
の通信は、activity creatorというのが、利用されるらしいです。