eラーニングは、とても孤独な体験です。そして、コースやテストを受けて評価されます。Tin Can APIは、そのようなやり方から離れ、アクティビティの開発者が、学習者と講師との間でインタラクションの新しい方法をクリエイトできるようにして、新しい可能性を広げることができます。
どのようなユースケースがあるでしょうか?
- 講師は、記述中の論文の評価ができて、コメントや提案を付けることができます。
- 指導者は、シミュレーションを観察して、その場でシナリオの調整をすることができます。
- 学習者の行動を、詳しく観察することができ、コンテンツの最適化が可能になります。
- インストラクターは、評価するまでもなく、ほぼリアルタイムにフィードバックの回答をすることができます。
- 講師は、学習者がつまづくかもしれない迷いを、解くために、コース/テストの中にコメントを残すことができます。
- アクティビティ中、指導者と学習者は、チャット/ビデオで会話をします。
アクティビティ/コンテンツが、上記の機能を提供するためには、LRSで、Tin Can APIを使用してトラッキングする必要があります。
※ この記事は、CC BY 3.0のもと、Rustici Software 社の記事を翻訳したものです。
http://scorm.com/project-tin-can-phase-3-instructorsothers-need-to-observeinteract-during-training/
NoraUsagiメモ:
このような、チャットやビデオシステムは昔からあり、それ自体に目新しさは感じませんが、独自システムの中で完結しているものがほとんどです。そのようなやりとりを、LRSでトラッキングできること、さまざまな形態のコンテンツのレポートを一元して扱えるところが、すごいところなのです。