SCORM1.2、2004のコンテンツを動かしてみる
ここで実際に、コンテンツが動作するか見てみましょう。コース設定の画面で、「フォーマット」の欄に通常の「SCORMフォーマット」のほかに「ELECOA/SCORMフォーマット」という項目が増えています。選択すると、ELECOAで動作するようになります。
ここからは、MoodleのSCORMコンテンツの登録と同じで、パッケージの追加、登録ユーザーを設定します。
コンテンツを起動すると、Moodleの標準SCORMとは違う画面レイアウトで動作していることが分かります。
SCORM1.2コンテンツ
SCORM2004コンテンツ
ELECOAでSCORM2004を動かすとき、注意するところとしてルート(中間ノード)にシーケンシングのControl ModeをTrueに設定する必要があります。設定がない場合、「An unexpected error occurred」というエラーが発生して動作しません。(ちょっと私ここでひっかかりました)
これは、SCORM2004のControl ModeはデフォルトでFalseであり、Falseの場合、初めに表示する開始ページが設定されていないことになります。このあたりは、LMSによって動作が違うようで、空白ページを表示するものや、LMSが善意で?開始ページを自動的に表示するものがあります。
起動に失敗した例