Tin Can オニオンの層

 Tin Can は、多くの人に興味を抱かせる面白さがあり、簡潔に答えることは難しいものです。レイヤー(層)で分けて、Tin Canを説明することが分かりやすいでしょう。

 表面上、Tin Can は、多くの機能を持つことで、あなたを新しい世界へと導き、理解を深めさせることから、とても興味深いものです。だけど始めてみると、表面下に隠された、もっとたくさんの面白みに気付くはずです。

このセクションでは、レイヤーごとに「Tin Can APIとは何か?」の問いについて答えていこう。

tamanegi

ここでは、興味を掻き立てるために簡単に、それぞれのレイヤーについて紹介します。

  • 第1レイヤー:Tin Can API は、SCORMの現代版であり、時代遅れの旧式から、私たちを解放してくれます。
  • 第2レイヤー:Tin Can API によって、ちょっとした学習も含め、あらゆる学習体験の記録を可能になります。それによって私たちの学習計画のイメージがより描きやすくなります。
  • 第3レイヤー:Tin Can API は、あなたのデータを、孤立化した(サイロ化した)LMSの制約から解放します。
  • 第4レイヤー:Tin Can API は、仕事のパフォーマンスと学習反復データを関連付けて学習の成果を測定することによって、さまざまな教育研修部門が探し求めていた最高目標の達成を可能にします。


※ この記事は、CC BY 3.0のもと、tincanapi.com のLayers of the Tin Can Onionを翻訳したものです。意訳のため正確さを求める場合、原文を読んでください。
(原文) http://tincanapi.com/the-layers-of-tin-can/