SCORM1.2 コンテンツモデルの表記

コンテンツモデルの構造を仕様書などで図で表現することがあると思います。ここでは1つの例として、このような表現の仕方があることを覚えておくといいでしょう。(なにか試験を受ける方は、必須です)

シンプルな構造

学習順序 項目1 → 項目2 → 項目3

図は、左から描いていきます。このコンテンツは、コースウェアが起動すると、項目1の学習ページ、もしくは項目が何も選択されていない空白ページとなります。また、各項目は、SCORM1.2では、アイテムと呼ぶことがあります。これは、マニフェストファイル内でitem要素として記述しているためです。SCORM2004では、アクティビティと呼んだりします。

なんとなく、ツリーを右に倒してしまうと、順番が逆になってしまうため気をつけてください。

階層構造を持つケース

SCORM1.2では、親子構造の親に対しても、コンテンツを割り当てることができますが、ここでは、セクション1、2には、割り当てていません。基本的に親に対しては、コンテンツは割り当てないほうが良いと思います、というのも、SCORM2004では廃止されて、割り当てることができなくなっているためです。

学習順序 はじめに → 項目1 → 項目2 → 項目3 → 項目4 → 項目5 → 項目6

SCORM1.2では、学習順序がリニアに進むため、把握することが容易ですが、SCORM2004では、シーケンシングにより複雑な動作をすることがあります。